Xevo 型の MS システムで、ACQUITY I-Class と ACQUITY UPC2 の間で切り替える方法 - WKB7768

目的または目標

四重極質量分析システムで、ACQUITY UPLC I-Class または ACQUITY UPLC H-Class と ACQUITY UPC2 の間の切り替えを可能にする。

環境

• Xevo TQD
• Xevo TQ-S
• Xevo TQ-S micro
• Xevo TQ MS
• Xevo TQ-S cronos
• ACQUITY UPLC H-Class
• ACQUITY UPLC I-Class
• ACQUITY UPC2
• MassLynx

手順

注：これらの手順は、ACQUITY UPC2 と ACQUITY I-Class/ACQUITY UPLC H-Class の両方に ICS がインストールされていることを前提としています。I-Class と記載されている場合は、H-Class 装置も含まれるものとします。

1. 現在、I-Class が設定されているとします（ACQUITY UPC2 から ACQUITY I-Class に切り替える場合は、ステップ 2 ～ 9 に従い、ステップ 29 にスキップします）。
2. MassLynx で［Inlet Editor］（インレットエディター）を開きます。
3. ［Tools］（ツール）で、［Instrument Configuration］（装置設定）を選択します。
4. ［Configure］（設定）を選択します。
5. ［Wizard］（ウィザード）で［Next］（次へ）をクリックします。
6. ポンプに［None］（なし）を選択し、［Next］（次へ）をクリックします。
7. オートサンプラーに［None］（なし）を選択し、［Next］（次へ）をクリックします。
8. 設定済みの検出器をリストから削除し、［Next］（次へ）をクリックします。
9. ［Finish］（完了）を選択します。
10. MassLynx を終了し、I-Class コンポーネントの電源を切ります。
11. コンピューターの Ethernet ケーブルと質量分析計の Ethernet ケーブルを、UPC2 サンプルマネージャの背面に移動します。
12. ACQUITY UPC2 サンプルマネージャをオンにしてから、他のコンポーネントをオンにします。
13. 515 メイクアップポンプがある場合は、ポンプをオンにして、分析ランプが消灯していることを確認します。次に 515 をオンにして、［Rem Run］に設定します。
14. Telnet を使用して MS を再起動します。
15. 質量分析計との通信が再確立されたら、MassLynx を再度開きます。
16. MassLynx で［Inlet Editor］（インレットエディター）を開きます。
17. ［Tools］（ツール）で、［Instrument Configuration］（装置設定）を選択します。
18. ［Configure］（設定）を選択します。
19. ［Wizard］（ウィザード）で［Next］（次へ）をクリックします。
20. UPC2 用のメイクアップポンプがある場合、ポンプに［Waters Pump Control］（Waters ポンプコントロール）を選択します。メイクアップポンプがない場合は、ポンプに［ACQUITY UPC2 Binary Solvent Manager］（ACQUITY UPC2 バイナリーソルベントマネージャ）を選択し、［Next］（次へ）をクリックします。
21. オートサンプラーに［Waters ACQUITY Sample Manager］（Waters ACQUITY サンプルマネージャ）を選択し、［Next］（次へ）をクリックします。
22. ［Select Detectors］（検出器の選択）画面で、最初に［ACQUITY Convergence Manager］（ACQUITY コンバージェンスマネージャ）、2 番目に［Waters ACQUITY CM］、最後に Waters ACQUITY の検出器を選択します。正しい順序で並べる必要があります。そうしないと、システムは正しく初期化されません。
    
23. ［Next］（次へ）をクリックします。
24. ［Configure Communications］（通信設定）画面で、［Scan for Instruments］（装置のスキャン）をクリックします。すべて表示されたら、［OK］をクリックします。
    
25. ACQUITY カラムマネージャおよび ACQUITY PDA または TUV に正しいシリアル番号を割り当てます。［ACQUITY Convergence Manager］（ACQUITY コンバージェンスマネージャー）は［None］（なし）のままです。
26. ［Next］（次へ）をクリックします。
27. ［Inlet configuration］（インレット設定）ダイアログボックスで［Finish］（完了）をクリックします。
28. これで、ACQUITY UPC2 が設定されたはずです（メイクアップポンプが設定されている場合は、Waters ポンプのコントロールを除く）。
29. ACQUITY I-Class に戻すには、ステップ 2 ～ 9 に従います。
30. MassLynx を閉じます。
31. CO₂ 供給をオフにして、UPC2 への送液がないようにします。
32. UPC2 コンポーネントをすべてオフにしますが、MS はオンのままにします。
33. コンピューターの Ethernet ケーブルと MS の Ethernet ケーブルを I-Class サンプルマネージャに戻します。
34. コントロール PC を再起動します。
35. 最初にサンプルマネージャの電源を入れてから、I-Class システムの他のコンポーネントをオンにします。
36. Telnet を使用して MS を再起動します。
37. Xevo TQD との通信が再確立されたら、MassLynx を再度開きます。
38. インレットエディターを開きます。
39. ［Tools］（ツール）で、［Instrument Configuration］（装置設定）を選択します。
40. ［Configure］（設定）を選択します。
41. ［Wizard］（ウィザード）で［Next］（次へ）をクリックします。
42. ポンプに［ACQUITY BSM］を選択し、［Next］（次へ）をクリックします。
43. オートサンプラーに［Waters ACQUITY Sample Manager］（Waters ACQUITY サンプルマネージャ）を選択し、［Next］（次へ）をクリックします。
44. カラムマネージャがある場合は、［Select Detectors］（検出器の選択）画面で ACQUITY CM を選択し、次に ACQUITY 検出器を選択します。
45. ［Next］（次へ）をクリックします。
46. ［Configure Communications］（通信設定）画面で、［Scan for Instruments］（装置のスキャン）をクリックします。すべて表示されたら、［OK］をクリックします。
47. ACQUITY カラムマネージャ（ある場合）および ACQUITY PDA または TUV に正しいシリアル番号を割り当てます。
48. ［Next］（次へ）をクリックします。
49. ［Inlet configuration］（インレット設定）ダイアログボックスで［Finish］（完了）をクリックします。

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