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Waters Japan

TQ 検出器を搭載した ACQUITY UPLC システムでの再現性不良、ピーク形状不良 - WKB87870

Article number: 87870To English version

症状

  • 再現性不良
  • クロマトグラフィーピーク形状の不良
  • ピーク内のポイント数が不十分(10 未満)
  • デュエルタイムを 0.005 秒に設定すると、1 秒あたりのポイント数が 7.4

環境

  • ACQUITY UPLC
  • 四重極 MS
  • MassLynx

原因

1 秒あたりのポイント数が十分になるように、同時に取り込まれているチャンネルが多すぎます。これにより、ピーク内のポイント数が不十分になります。

解決策

  1. クロマトグラフィー分離の各ピークの保持時間とベースピーク幅を確認します。
  2. 各クロマトグラフィーピークに固有の開始時間と終了時間で、MS メソッドに機能を作成します。
  3. 特定の MRM チャンネルを各機能に追加します(機能について定義された時間内に溶出する化合物のみを対象とする)。

追加情報

1 秒あたりに取り込まれるポイント数は、サイクル時間によって異なります。サイクル時間は、取り込みの所定のポイントで、すべてのデュエルタイムにスキャン間およびチャンネル間の遅延時間を加えた合計数です。サイクル時間が長くなるほど、1 秒あたりにプロットできるポイントが少なくなります。サイクル時間が長すぎると、クロマトグラフィーピークを適切に表すためのポイント数が不十分になります。

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