ダイバートバルブでのリーク/詰まり - WKB88828

症状

• カラムアウトレットチューブから漏れた移動相がダイバートバルブのポート 1 へ流れる。
• ダイバートバルブ/カラムマネージャアウトレットでのフィッティングが飛び出す
• MRM 分析の低感度。
• BSM 背圧の変動。
• ピーク形状が悪い。
• 流路系トレイでリークが検出された。
• ダイバートバルブをバイパスするときに感度が向上した。

環境

• Xevo TQ-XS
• Xevo TQ MS
• Xevo TQ-S
• Xevo G2-XS
• Xevo TQD
• Xevo TQ-S micro
• Xevo TQ-S cronos

原因

リークを止めようとするために、バルブフィッティングを締めすぎました。

サンプルまたはお客様のメソッドにより、詰まりが一般的にあります。

解決策

黒色の PEEK カラムアウトレットチューブとその手締めフィッティングを交換します。これにより、リークが解決されます。

ダイバートバルブをバイパスします - 感度が改善されたら、ダイバートバルブを再構築または交換します。

追加情報

さらに下流で詰まりが発生することがあるため、他のフィッティングを点検します。送液の開始時に圧力が適切であることを確認します。ダイバートバルブのポート 2 のフィッティングを点検して、リークがないことを確認します。これは、ESI プローブキャピラリーに詰まりがある可能性を示しています。キャピラリー内に送液があることを確認します。そうでない場合は、キャピラリーを交換します。

ダイバートバルブ自体に詰まりが生じる可能性を排除するため、バルブの前面（ステーター）および黒色のインサート（ローター）を取り外して、メタノールで 15 分間超音波洗浄します。ステーターとローターの両方に摩耗の兆候がないか点検します。摩耗が観察されたか、ダイバートバルブにまだリークがある場合は、バルブサービスキット (700009464) を使用して両方を交換します。

交換用バルブの製品番号は 70004188 です。

Xevo TQD、Xevo TQ-S micro、Xevo TQ-S cronos 用のバルブリビルドキットの製品番号は 700009465 で、バルブポッドの製品番号は 700009462 です。