ASAP モードでの高いバックグラウンドシグナル - WKB90750
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症状
- ASAP モードで高いバックグラウンドシグナルが見られる(Xevo G2-XS で 2e5)
- コロナ電流がオンの場合にシグナルは存在する(ASAP プローブが挿入されていくても)
- ソースは、オペレーターズガイド補足の説明に従ってベークされている
環境
- Xevo G2-S
- Xevo G2-XS
- ASAP
原因
コロナピンに汚れがあります
解決策
- 装置を[Standby](スタンバイ)モードにします。
- ソースドアを開いてコロナピンを取り出します。
- 研磨フィルムを使用してピンの先端をクリーニングし、次にメタノールに浸したティッシュできれいに拭き取ります。
- ピンを取り付け、ソースを閉じ、[MS Tune]画面をチェックして、バックグラウンドシグナルが予想レベルであることを確認します。
追加情報
ガラスキャピラリーのベーク
ASAP ユーザーガイドは、お客様が使用前にガラスキャピラリーをベークする必要があることを示すように更新されています。
ユーザーが MS を使用してガラスキャピラリーをベークできず(サンプルの浸漬が別の場所で実行されるなど)、オーブンまたは GC オーブンを使用できる場合は、ガラスキャピラリーをベークできます。
- キャピラリーチューブを 500 ℃ で数分間ベークすると、ほとんどの揮発性および半揮発性サンプルのキャピラリーが洗浄されます。
- 手で触れない(手袋をした手であっても)ようにしてください。安全のためにピンセットを使用してください。
- サンプルを浸漬する前に、ガラスキャピラリーを冷却させます。
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