起動シーケンスが正しくないため、Xevo TQD、Xevo TQ-S micro および Xevo TQ-XS で通信フェイルが発生します - WKB91203

症状

• 電源投入/再起動のシーケンスが正しくないため、Xevo TQ シリーズ質量分析計の通信フェイルが発生する。

環境

• Xevo TQ-S micro
• Xevo TQ-S
• Xevo TQD
• Xevo TQ-XS
• Xevo TQ Absolute

原因

電源オン/電源リサイクルのシーケンスが不適切です

解決策

1. UPS の電源を入れ、バッテリーが電力を供給しており、出力電圧が正常であることを確認します。
2. 窒素とアルゴンの送液をオンにし、圧力が安定していることを確認します。
3. PC を起動し、Windows アカウントとパスワードを使用して Windows デスクトップにログインします（この時点では MS ソフトウェアを開かないでください）。
4. C:\program files(x86)\waters instrument を参照し、「waters DHCP configuration」プログラムを起動し、既存の記録を消去します。
5. 最初に LC のサンプラー FTN または SM を起動し、次に BSM または QSM および検出器などを起動します。（オンライン記録が「waters DHCP configuration」で更新されていることを確認します）
6. Xevo TQ シリーズの質量分析計の電源を入れます。（完全なオンライン記録が「waters DHCP configuration」で更新されていることを確認します。）
7. 質量分析計の電源を入れて 5 分間待ち、MassLynx ソフトウェアを開きます。（MassLynx のメインインターフェースの右下には「NOT SCANNING」（スキャンしていない）と表示されるはずです。）
8. ［MS Tune］画面に移動し、Vacuum（真空）オプションから Pump（真空引き）を選択して、真空引きを開始します。
9. ［MS Tune］画面 > Diag（診断）ページに移動して、ターボスピードが 100％ に達しているかを確認してから、一晩真空引きします。

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