3100 他の検出器と分岐していて、ノーピーク - WKB94733
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症状
- LC からのラインが、T 型ユニオンを使用して 3100 とその他の検出器の間で分割されている。ピークが見られない
環境
- 3100
- ZQ
- 全ての MS
- PDA
- ELSD
- 全てのセカンド検出器
原因
T 型ユニオンからプローブのキャピラリーまでのどこかが詰まっています。
解決策
- T ユニオンを取り外し、通常のユニオンを使用して、LC ラインから MS ラインのみに送液します。
- LC から流して圧が安定するのを待ちます。
- プローブのユニオンの上のスクリューを緩めてみて圧が大きく変動するか確認します。200psi など大きく変動するようならキャピラリーかユニオンが詰まっています。
- 変動しなければ、先ほどつないだユニオンまでのスクリューを一個ずつ外してどこで圧が大きく変動するか確認します。変動したところの直後のチューブが詰まっています。
- 全て確認しても変動しなければ、今度はインフュージョンで setup 試薬で確認します。(この時もTが間に無く、MSだけに全部入るようにします。)
- その状態で流速 10μL/min で流して setup のピークが安定しなくて、30μL/min など流速を上げるとピークが出てくるようならやはりキャピラリーが詰まりかけています。
- 通常、LC と MS を直接接続しても、LC の流量が早くなるため、効果が得られないことが多いです。ただし、T 型のユニオンを入れて割れるようにすると非 MS 側に流れピークが消えます。
追加情報
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