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Empower 3 のさまざまな特権について - WKB179287

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環境

  • Empower 3 SR3 以降

回答

■「バリデーション試験の削除」などの分析法バリデーション(MVM)関連の特権や、「チューンメソッドの削除」などのMS検出器関連の特権は、MVMオプションやMS検出器を使用していない場合、設定変更すると影響はありますか?
→オプションソフトが入っていない時点ではON/OFFの影響はありませんが、実装した時に付与されているユーザーに反映されます。

■Empower 3の「Empower SQTの実行」と、Empower 2の「Empower AQTの実行」の違いはなんですか?
→どちらもEmpowerで自動実行する適格性評価の実行に関する特権です。
詳しい違いについては以下KCS記事を確認します。
簡単に説明すると、Empower 2ではAQTと呼んでいた試験をEmpower 3ではSQTと呼ぶようになりました。
https://support.waters.com/KB_Inf...SQT_in_Empower

■「eCordカラムの削除」特権について。eCordカラムを削除すると,具体的に何が消えますか?
→システム管理画面の左側のツリーに、使用したカラムのeCord履歴が保存されます。
その履歴の削除権限となります。
システム管理画面から削除しても、データ(サンプルセット、インジェクション、チャンネル、結果セット、結果)に紐付けされている
eCordの付帯情報は削除されません。
また、装置メソッドやクロマトグラムデータが削除されることもありません。

■「メソッドのロック」と「eCordカラムの削除」について。「メソッドのロック解除」はEmpower 2には存在しませんが、
Empower 2では、一度ソッドにロックをかけてしまうと、二度と解除できない設定でしたか?
→はい。

■「バックアップオプションの変更」とは、どのような特権ですか?
→システム管理>表示>バックアップオプションの変更権限です。
プロジェクトバックアップウイザード画面でバックアップ終了時に、「バックアップオプションの開始」というボタンが表示されます。
これは外部メディアにバックアップするためのバックアップユーティリティツールで、バックアッププログラムをEmpowerソフトウェアから実行します。
その設定となります。

■「システムの作成」「システムの変更」「システムの削除」「システムをオンラインにする」「システムをオフラインにする」「ノードの作成」「ノードの変更」「ノードの削除」の特権はSR3から追加されましたが、それ以前のバージョンではこれらの操作をどう管理していたのですか?
→SR3よりも前のバージョンではこの特権がまだなかったので、どのユーザーの種類でもこれらの操作が可能でした。

■「サンプルセットの解析のみの管理」とは、どのような特権ですか?
→解析専用サンプルセットが作成、編集ができる権限です。
解析専用サンプルセットは異なるサンプルセットのインジェクション、チャンネルデータを1つの解析専用のサンプルセットとしてまとめることができます。

■Empower 3の「ウォークアップからのモニタ」と、Empower 2の「オープンアクセスからのモニタ」は同じですか?
→はい。オープンアクセスインターフェースの名前が「ウォークアップ」に変更されました。
ウォークアップインタフェースでEmpowerを使用している場合に、分析中データのリアルタイムモニターを表示させることができる特権です。

 

追加情報

 

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