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Waters Japan

2 つの Empower プロジェクトで同じ RawData ディレクトリーがある - WKB264339

Article number: 264339To English version

症状

  • Empower EESR レポートで、重複したプロジェクトディレクトリーが報告される
  • 同じ名前のプロジェクトの親が異なる - 例えば、プロジェクト IQC は 3 月と 4 月に使用できる
  • Empower の[プロジェクトオーディットトレイル]から、プロジェクト作成操作が欠落している
  • 同じ名前の 2 つのプロジェクトフォルダーのプロジェクト完全性チェックを実行すると、完全性の失敗が報告される
  • プロジェクトのバックアップ中、プロジェクトで取り込まれたチャンネルの数と比較して、より多くの RawData ファイルを使用できる

環境

  • すべての Empower バージョン

原因

プロジェクトの作成時に、ネットワークまたはデータベースの問題により、プロジェクトの作成が期待どおりに完了しません。Empower には、プロジェクトオーディットトレイルが欠落しています。また、RawData フォルダーは、RawData 共有に予想どおりに作成されませんでした。

いずれかのシナリオを例として検討してください。

  1. お客様が 3 月にプロジェクト IQC を作成しました。Empower データベースで、RawData 共有が \\serverip\IQC として記録され、フォルダーが RawData 共有に IQC として予想どおりに作成されます。
  2. お客様が 4 月にプロジェクト IQC を作成しましたが、同じことが予想どおりに完了しません。Empower データベースで、RawData 共有が \\serverip\IQC として記録され、生データは 3 月に作成された IQCフォルダーに転送されます。そのため、3 月と 4 月のプロジェクトの間でチャンネル ID の一致があると、3 月の生データファイルは 4 月の生データチャンネルファイルに置き換えられます。

上記の動作は CRI-5649 として記録されており、Waters 開発チームによってさらなる分離のために調査中です。

解決策

  1. 新しいプロジェクトが作成されるたびに、Empower システムオーディットトレイルでプロジェクト作成オーディットトレイルが使用できることを確認します。プロジェクト作成のオーディットトライアルが使用できない場合、プロジェクトを直ちにロックする必要があり、これ以上データ取り込みに使用しないでください。
  2. 別の回避策は、異なる親の下で同じプロジェクト名前を使用しないことです。プロジェクト階層を「March/IQC」にする代わりに、プロジェクトを March_IQC として、次の月を April_IQC として作成します。これにより、この問題は回避されます。

追加情報

この問題が見られる場合は、Waters チームにお問い合わせください。

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