シグナル対ノイズ比の計算用に複数のブランクが含まれている Empower サンプルセットを解析する方法 - WKB27663

目的または目標

サンプルのシグナル対ノイズ比を計算する前に、Empower ですべてのブランクを平均する。

環境

• Empower 3

手順

1. オプション［ピーク出現範囲に中心があるブランク注入のノイズを使用］を選択してサンプルセットの解析に使用することを確認します。
2. サンプルセット内のサンプルについて列［ブランク］が選択されていることを確認します。
3. ブランク注入を除くすべての注入で、［解析］列を［解析/レポートなし］に設定します。
4. ブランクについて［解析］列が［設定のまま］に設定されていることを確認します。
5. 未知の注入にラベルを付けます。典型的なラベルは「unk」です。
6. サンプルセットに標準試料がある場合は、サンプルセットに新しい行を追加し、機能を［キャリブレーション］に設定します。標準試料がない場合は、ステップ 7 にスキップします。
7. サンプルセットに未知試料がある場合は、サンプルセットに新しい行を追加し、機能を［定量］に設定します。
8. ［ラベルレファレンス］フィールドを、未知試料に使用するラベルと一致するように設定します。この例では、「unk」です。
9. サンプルセットを保存します。
10. サンプルセットを解析します。

追加情報

これにより、Empower はまずブランクのみを解析するように指示され、シグナル対ノイズ比の計算で使用する平均ノイズ値が得られます。次に、標準試料および未知試料について解析を繰り返し、平均ノイズ値が使用されます。未知試料のラベルにより、定量機能はブランクを 2 回解析しません。