Empower の［サンプルの分析］画面の［必要な溶媒］ツールバーの機能は？ - WKB66605
環境
- Empower 3
- サンプルの分析インターフェース
回答
これにより、分析の完了に必要な溶媒量の概算が算出されます。
100% 正確ではなく、ニードル洗浄容量やシール洗浄容量が含まれていません。制限と不具合がいくつかあります。
注：分析者はこれをガイドとしてのみ使用し、必要な容量は分析者が独自に確認する必要があります。
追加情報
サンプルキュー中のすべてのサンプルを分析するのに、システムに十分な量の溶媒が用意されていることを確認することが重要です。
ソフトウェアは、下記の 3 つのサンプルグループに対して、分析に必要となる溶媒量を計算し、表示しようとします。
- 現在分析中のサンプルセット
- 合計サンプル(キューに入っているサンプルセット全体で、システムでの分析待ち状態になっているすべてのサンプル)
- 新しいサンプル
ソフトウェアは、サンプルセットテーブルを確認し、各行における溶媒の必要量を合計して、必要となる溶媒の総量を算出します。装置メソッドで、最大 4 種類の溶媒を定義できます。サンプルセットに編集が加えられた場合、行の追加および削除に応じて、ソフトウェアは必要となる溶媒量の情報を再計算します。解析のみのエントリーでは溶媒は必要ではなく、平衡化エントリーには、分析期間全体に溶媒の初期条件が使用されます。
ヒント：［コントロールパネル］には、分析中のサンプルセットの残り時間、合計サンプル、および新しいサンプル(新しいサンプルセットを作成した場合)も表示されます。
溶媒の必要量の計算
ソフトウェアで溶媒の必要量が計算できるのは、下記のいずれかの装置を使用しているシステムだけです。
- ACQUITY
- Alliance システム
- PCM（ポンプコントロールモジュール）および PCM II
- 1500 シリーズ（1515、1525）ポンプ
- Agilent A1100 ポンプ*
選んだどの装置も使用していないシステムの場合は、必要な溶媒に関する情報は空白になります。
ガイドラインおよび制限事項：
- ロジックはさまざまなシナリオを考慮しようとし、いくつかの予測ロジックが備えられていますが、すべての要因を考慮に入れているわけではありません。
- 指定された装置を複数使用しているシステムの場合、必要となる溶媒量は、最初の装置に関する値のみが計算されます。
- 溶媒の残量は、常にリットル単位で表示されます。
分析の完了に必要な溶媒量を決定するには、次の操作を行います。
- ［サンプルの分析］画面で、クイックスタートナビゲーションペインの［コントロールパネル］をクリックします。
- リストで、［サンプルセット］、［合計サンプル］または［新しいサンプル］をクリックします。
結果：選択項目に対する溶媒の必要量が表示されます。
* ICF 3.1 を搭載した Empower FR4 では、ツールバーに値が表示されません。この不具合は、CRI-1791 に記録されています。
［次の注入までの待ち時間］を使用するときに、分析時間が装置メソッドでプログラムされた分析時間より短い場合は、合計溶媒の容量が正しく更新されないことがあります。CRI-4315
id66605, 1515, 1525, 1525U, 1525UIVD, 2690, 2690D, 2690DUPGD, 2690UP, 2695, 2695D, 2695DE, 2695DEB, 2695DUP, 2695E, 2695EB, 2695INERT, 2695UP, 7890ヘッドスペース サンプルセット, A-10SSM, ALLCOLCLR, ALLCOLHTR, ALLCOLHTRB, EMP2LIC, EMP2OPT, EMP2SW, EMP3GC, EMP3LIC, EMP3OPT, EMP3SW, EMPGC, EMPGPC, EMPLIC, EMPOWER2, EMPOWER3, EMPSW, PCM, PCMII, pump control, sample set, seal wash, SUP, アジレント, インポート, シールワッシュ