メインコンテンツへスキップ
Waters Japan

Empower の結果オーディットビューアを使用する方法 - Tip 80

Article number: 69167To English version

目的または目標

Get Empowered! へようこそお戻りになりました。Empower CDS ソフトウェアに関する前回の Empower 今週のヒント記事で、読者の質問に答えて、2 つの未分離ピークの間のバレーの高さを計算する方法(ヒント#79)について学習しました。

今週は、「Empower の結果オーディットビューアを使用する方法」についての短いシリーズを始めます。

[結果セット]に関連するオーディットトレイル情報をレビューするとき、プロジェクトオーディットトレイル、解析メソッドオーディットトレイル、サンプルセットオーディットトレイルを含む複数の種類があります。結果オーディットビューアにより、結果セットに関連するオーディットトレイル情報を、個々のオーディットトレイル画面に 1 つずつ移動するのではなく、1 つの画面に表示できるため、レビューするのが簡単になります。このヒントでは、[結果オーディットビューア]の概要を説明します。

それでは始めましょう。

環境

  • Empower

手順

  1. まず、[結果セット]を[レビュー]に持ち込み、[結果オーディットビューア]ツールをクリックします。
69167-01.png
  1. [結果オーディットビューア]が開き、Dateフィールドの既定値が、現在の日付から 3 ヶ月前の日付になります。
69167-02.png
  1. データが取り込まれた日付を入力し、[更新]をクリックして、取り込み日から現在までのデータの完全な履歴を表示します。
69167-03.png
  1. [結果]テーブルには各結果に関する多くの情報が表示されます。右にスクロールすると、結果 ID、結果の生成に使用された解析メソッド、解析メソッド ID、検量線作成 ID などのフィールドが表示されます。
69167-04.png
  1. [結果]テーブルで結果を強調表示すると、[結果の履歴]テーブルにその結果のオーディットトレイル情報が表示されます。例えば、サンプルセット取り込み後に、標準試料の成分値が追加されたことが分かります。
69167-05.png
  1. [結果の履歴]テーブルの右にスクロールすると、[ソース]フィールドに、オーディットトレイルエントリーの由来が表示されます。

69167-06.png

  1. [解析メソッド]タブをクリックし、このメソッドに 2 つのバージョンがあることを確認します。両方を反転表示すると、[メソッドの相違]テーブルに 2 つのバージョン間の相違が表示されます。
69167-07.png
  1. 反転している結果は、解析メソッド ID 1215 のバージョン 2 を使用して生成されていることがわかります。
69167-08.png
  1. [メソッドの相違]テーブルを見ると、これらのバージョン間の相違が赤色で強調表示されていることがわかります。例えば、バージョン 1 では[平均]が[なし]に設定され、バージョン 2 では[濃度]に設定されました。
69167-09.png

簡単ですね!

追加情報

この手順は、クイックスタートまたはプロフェッショナルインターフェイスを使用して実行できます。

id69167, 7890ヘッドスペース サンプルセット, audit trail, calibration, EMP2LIC, EMP2OPT, EMP2SW, EMP3GC, EMP3LIC, EMP3OPT, EMP3SW, EMPGC, EMPGPC, EMPLIC, EMPOWER2, EMPOWER3, EMPSW, review, sample set, SUP, キャリブレーション, 較正

  • この記事は役に立ちましたか?