主成分に対して不純物を定量する方法 - Tip 78
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目的または目標
Get Empowered! へようこそお戻りになりました。Empower ソフトウェアに関する前回の Empower 今週のヒント記事で、読者の質問に答えてサンプル中の指定された不純物および未指定の不純物をまとめ、主成分に対して定量する方法(ヒント#77)について学習しました。(ご自身の質問をする場合や、ご自身のヒントを提供する場合は、記事の一番下にあるリンクをご利用ください)。
今週のヒントでは、不純物の計算に関するもう一つの質問にお答えします。
質問:不純物を主成分に対して定量するには、どうすればいいですか?
またいい質問が出ましたね。これには、可能性のあるシナリオが 2 つあります。
それでは詳しく見てみましょう。
環境
- Empower
手順
- [解析メソッド]の[成分]タブに不純物がリストされている場合は、検量線レファレンスフィールドに移動し、不純物に対する API/主成分を選択して、Empower ソフトウェアが不純物を主成分の検量線に対して定量するようにします。[相対レスポンス]フィールドを使用して、計算された濃度に係数を掛けます。既定値は 1 です。
- [解析メソッド]の[成分]タブに不純物がリストされていない場合は、スロースピークフィールドに移動して、API/主成分のチェックボックスにチェックを入れます。次に、デフォルトの開始およびデフォルトの終了フィールドに、不純物が溶出する時間枠が含まれるように設定します。その領域で溶出するピークは、API の検量線に対して定量されます。
- [不純物]タブに移動し、[不純物レスポンス]を[濃度]に設定します。主成分として API を選択します。次に、SOP に従って ICH しきい値を設定できます。
- サンプルを定量します。サンプル中に含まれる不純物の濃度が表示されます。
簡単ですね!
追加情報
この手順は、クイックスタートまたはプロフェッショナルインターフェイスを使用して実行できます。
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