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サンプルに 2 つの API がある場合不純物レスポンスを計算する方法 - Tip 76

Article number: 69300To English version

目的または目標

Get Empowered! へようこそお戻りになりました。Empower ソフトウェアに関する前回の Empower 今週のヒント記事で、読者の質問に答えて、ピークの保持時間がピークの UV スペクトル頂点の保持時間とわずかに異なる理由(ヒント#75)について学習しました。(ご自身の質問をする場合や、ご自身のヒントを提供する場合は、記事の一番下にあるリンクをご利用ください)。

今週のヒントでは、不純物の計算に関する質問にお答えします。

質問:サンプルに 2 つの API がある場合の、不純物レスポンスをどのようにして計算しますか?

素晴らしい質問です。

それでは詳しく見てみましょう。

環境

  • Empower

手順

  1. このクロマトグラムでは、API A と API B の 2 つの API ピークが表示されています。API A と B に関連する不純物のピークもいくつかあります。目標は、主成分に対して[%面積]を計算することです。ここで、メインコンポーネントは API A または API B のいずれかです。
69300-01.png
  1. [解析メソッド]の[成分]タブで、API として CCompRef1 を割り当てます。これは各不純物ピークに対応します。
69300-02.png
  1. CCompRef1 ピークの面積を使用する簡単な公式で主成分に対して[%面積]を計算するカスタムピークフィールドを作成します。
69300-03.png
  1. [解析メソッド]に戻り、[不純物]タブに移動して、[不純物レスポンス]をカスタムフィールドの名前に設定します。
69300-04.png
  1. 不純物のピークに対して計算された不純物レスポンスを、適切な API を使用して、波形解析/定量します。
69300-05.png

簡単ですね!

追加情報

この手順は、クイックスタートまたはプロフェッショナルインターフェイスを使用して実行できます。

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