GPC/SEC 分析でカスタムフィールドを使用する方法 - Tip 129
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目的または目標
Get Empowered! へようこそお戻りになりました。Empower クロマトグラフィーデータソフトウェアに関する前回の Empower 今週のヒント記事で、積分マッチングパーセントキャリブレーションについて学習しました(ヒント #128)。
今週のヒントでは、GPC/SEC 分析でのカスタムフィールドの使用について説明します。はじめに、留意すべき点がいくかあります。1)Empower のカスタムフィールドに関するヒント:ヒント#82-90 およびヒント#92-99 を復習することがおすすめです。2)GPC [既定のプロジェクト](Empower の GPC オプションに付属)には 8 つのカスタムピークフィールドがあります。今後の Empower のヒントでこれらを説明していきます。
では、ポリマーの分析でカスタムフィールドを使用するいくつかの実践的な方法を見ていきましょう。
それでは始めましょう。
環境
- Empower
手順
例 1:ポリマーの種類
- ポリマーの種類を記録する必要がある場合は、データの種類が「列挙型」の[サンプルカスタムフィールド]を作成して、ポリマー種類のリストを作成します。

- [サンプルセットメソッド]または[サンプルの変更]で、ドロップダウンリストから「ポリマーの種類」を選択します。

- データが解析されたら、ポリマーの種類をレポートに追加します。

例 2:分子量表示値のパーセント
- ラベルに表示されたパーセントと同様に、多くの場合、品質管理ラボでは、ポリマー分子量の表示値のパーセントを計算する必要があります。まず表示または理論分子量に対する成分カスタムフィールドを作成します。

- そして、ピークカスタムフィールドで、(検量線からの)Mw 計算値を表示の Mw で除算し、次に 100 を乗算すると、表示分子量のパーセントが得られます。

- [サンプルセットメソッド]または[サンプルの変更]で、Mw 表示値を[成分の編集]に入力します。必ず[サンプルセットの種類]ドロップダウンリストから[標準試料と未知試料]を選択し、サンプルの[成分]タブに Mw 表示値を入力します。

- データが解析されると、分子量の表示値のパーセントの結果は[レビュー]で見られるか、レポートに追加されます。

簡単ですね!
追加情報
この手順は、クイックスタートまたはプロフェッショナルインターフェイスを使用して実行できます。
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