MassLynx の OpenLynx 解析メソッドを特定の保持時間範囲に制限する方法 - WKB4278
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目的または目標
OpenLynx の開始点と終了点を設定して DAD データを解析する場合、(取り込まれた分析時間に含まれている)高有機洗浄ステップが解析に含まれないようにしたい。
環境
- MassLynx
- OpenLynx
手順
- MassLynx 内の OpenLynx セクションに移動します。
- [セットアップ]アイコンを選択します。
- [File](ファイル)メニューに移動し、[Open](開く)を選択します。
- 変更する OpenLynx パラメーターファイル (*.olp) を参照します。
- 開いたら、[DAD Data](DAD データ)タブに移動します。
- [Start Time (min)](開始時間(分))パラメーターを既定値の 0.0000 から必要な開始点に変更します。
- [End Time (min)](終了時間(分))パラメーターを既定値の 0.0000 から必要な終了点に変更します。
- [File](ファイル)メニューに戻り、[Save](保存)または[Save As](名前を付けて保存)を選択してファイルを保存します。
- 新しく保存した *.olp ファイルを使用して結果を再解析します。
追加情報
同様の保持時間の制限は、他のデータの種類に使用できます。例えば、MS+ Data(MS+ データ)タブはポジティブモードの MS データであり、MS - Data(MS - データ)はネガティブモードの MS データ用であり、アナログデータタブについては Analog Data(アナログデータ)タブとなりデータ。
[開始時間]および[終了時間]について、既定値の 0.0000 は、分析全体が解析に使用されることを指定します。
さらに、[Enable Timed Integration](時間波形解析を有効にする)を選択できます。これにより、特定の波形解析間隔と波形解析パラメーターを設定できます。これにより、グローバルな開始時間および終了時間のパラメーターが無効になります。
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