検量線 (.cdb) ファイルが TargetLynx 解析のレスポンスに適用されていないため、濃度値が報告されない - WKB56408
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症状
- TargetLynx で濃度値が報告されない
- ピーク面積はすべて正しくレポートされる
- ピークレスポンスはすべて計算されている
- 解析中に検量線ファイルを適用した
- 正しいキャリブレーションファイルは TargetLynx ブラウザーの上部に表示されている
- 発見:[Calibrate Standard](標準試料のキャリブレーション)を有効にしてデータを解析すると、正しくて完全な結果が得られる
- 発見:報告された症状は、Targetlynx.pro プロジェクトのデータセットを使用して再現された
環境
- MassLynx 4.2
- TargetLynx XS
原因
TargetLynx の破損解析
解決策
- MassLynx のすべての画面および TargetLynx ブラウザーを閉じます。
- [スタート] > [ファイル名を指定して実行]に移動し、[ファイル名を指定して実行]ダイアログで「REGEDIT」を指定します。
- [レジストリエディター]で、左側のフォルダーツリーを展開してから、以下の 2 つのフォルダーを参照して削除します。
- HKey_Current_User > [ソフトウェア] > [Micromass] >> Targetlynx XS フォルダーを見つけて削除します
- HKey_Local_Machine > [ソフトウェア] > [Wow6432Node] > [Micromass] >> Targetlynx フォルダーを見つけて削除します
- MassLynx を起動します。
- プロジェクトで検量線サンプルのサンプルリストを開きます。
- 検量線サンプルを解析して、検量線の新しい TargetLynx データセット (QLD) ファイルを作成します。
- QLD ファイルを適切な名前で保存します。(QLD ファイルに名前が付けられるまで、メソッドまたは結果をエクスポートできません。)
- [File](ファイル) > [Export](エクスポート) > [Calibration](キャリブレーション)に移動します。プロジェクトの Curvedb フォルダーで検量線の情報を保存します。
- 新しく作成した検量線ファイルを適用してサンプルセットを解析します。
注:TargetLynx および TargetLynx XS のレジストリーキーフォルダーは、TargetLynx が初めて実行されるときに再作成されます。
追加情報
id56408, MLYNX, MLYNXV41, SUPMM, TARLYNX41, 較正