ウイルス対策スキャンが SDMS アーカイブプロセスを妨害する - WKB112583
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症状
所定の SDMS アーカイブエージェントのスキャンパスからファイルがアーカイブされないのに対して、同じスキャンプロセス中に他のファイルが正常にアーカイブされる
問題のあるファイルが、対応する GUID の 0 KB ファイルとして TE_TEMP で作成され、最終的には予想されるファイルサイズを示すが、その後すぐに TE_TEMP から消える
AA アクティビティログに、Could not restore the pending file (path to file in TE TEMP). This file will not be archived(保留中のファイル(TE TEMP 内のファイルへのパス)をリストアできませんでした。このファイルはアーカイブされません)というエラーメッセージが生成される。
環境
- NuGenesis 9 SDMS
- NuGenesis 8 SDMS
原因
Carbon Black, Inc. 製の Parity.exe (C:\Program Files (x86)\Bit9\Parity Agent\Parity.exe) と呼ばれるウイルス対策の実行可能ファイルが、アーカイブプロセス中に TE_TEMP のファイルとやりとりをしました。
解決策
ウイルス対策のスキャンを無効にするか、TE_TEMP をスキャンから除外します。
追加情報
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