NuGenesis による Empower プロジェクト/システムオーディットトレイルのバックアップのための、インストールおよび設定のチェックリスト - WKB17904
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目的または目標
WCF ベースのデータアダプターを使用して、NuGenesis SDMS で、Empower 2 または Empower 3 プロジェクト(オプションで JCAMP 変換あり)および Empower システムオーディットトレイルをキャプチャーする。
環境
- Empower 2 FR5 以上
- Empower 3 FR2 以上
- NuGenesis 8 SDMS
- NuGenesis 9 SDMS
- データアダプターリリース 2 以上
手順
Empower 側
Empower プロジェクトをキャプチャーするには:
- Empower クライアントボックスに Empower 3 リモートアダプターをインストールします。DAR3 Hotfix 1、または使用する NuGenesis バージョンの最新リリースを使用します。
- (オプション)リモートボックスに JCAMP 変換アダプターをインストールします。
- DA AutoIQs を実行します。エラーが報告されていないことを確認してください。
- リモートボックスで、ドライブ:\Program Files (x86)\NuGenesis 8.0\EVS\config\EVSPortConfRemote.bat を実行します。
- 表示されているポート番号を書き留めします。データアダプターの 2 つのサービスにより、これらのポート上のトラフィックがリッスンされます。デフォルト:キャプチャーの場合は 9992、削除の場合は 9993。
- Windows ファイアウォールのステータスを確認します。アクティブな場合は、ファイアウォールでこれら 2 つのポート用の例外を作成して検証します。Windows 2008/2012/2016:[コントロールパネル] > [管理ツール] > [セキュリティが強化された Windowsファイアウォール]を使用します。Windows 2003:[コントロールパネル] > [Windows ファイアウォール]を使用します。
- プロジェクトのバックアップ用のフォルダーを、Empower マシンに作成します。Empower での長いプロジェクト名により適切に対応するために、短いパスの場所を使用するようにしてください。
- このフォルダーを共有し、SDMS サーバー上の NuGenesis RPC サービスユーザーに読み取り-書き込み-削除の権限があることを確認します。
Empower オーデットトレイル(DAR3 以降)をキャプチャーするには:
- ドライブ:Program Files (x86)\NuGenesis 8.0\EVS\config\EmpowerAuditTrailConfUtil.exe を実行します。
- SDMS アーカイブテンプレートで使用されるものとは異なる、Empower 管理者アカウントのユーザー名とパスワードを入力します。
- Empower オーディットトレイルバックアップ用の共有フォルダーを作成します。例:\\ e3client\EMPOWER_AUDIT_TRAIL
- このフォルダーを共有し、SDMS サーバー上の NuGenesis RPC サービスユーザーに読み取り-書き込み-削除の権限があることを確認します。
SDMS 側
Empower プロジェクトをキャプチャーするには:
- Empower3 プロキシアダプターを SDMS サーバーにインストールします。
- DA AutoIQs を実行し、エラーが報告されないことを確認します。
- SDMS サーバーで、ドライブ:\Program Files (x86)\NuGenesis 8.0\EVS\config\EVSPortConfProxy.bat を実行します。
- ポート番号をステップ 5 でメモしたものに設定します。デフォルト:9992 および 9993。
- Empower リモートボックスの名前を入力し、[テスト]をクリックして接続をテストします。エラーが発生する場合、原因は SDMS または Empower ボックスのファイアウォールにある可能性があります。
- SDMS Admin にログインし、新しいアーカイブテンプレートを作成するか、既存のアーカイブテンプレートを編集します。
- Empower リモートボックスの名前をリモート DCOM サーバーフィールドに入力します。Empower3 プロジェクトの VPR を選択します。接続が機能する場合には、残りのテンプレートは編集可能になります。機能しない場合は、記事 WKB50924 を参照してください。
- プロジェクトに適した言語を選択します。不適切な言語が選択されると、エラーが発生します。
- スキャンパラメーターを入力します。
- Empower リモートボックスの共有フォルダーの UNC パスを入力します。例:\e3client\EMPOWER_BACKUP。
- アーカイブテンプレートの[詳細設定]タブをクリックします。
- Empower で十分な特権があるアカウントの、ユーザー名とパスワードを入力します。例:system。
- リストから Empower サーバー名を選択します。
- [Ex]ボタンをクリックして[例外]リストを開きます。このリストには、Empower ユーザーアカウントがアクセスできる Empower プロジェクトすべてが表示されます。
- リスト内の選択肢をレビューします(選択済み = プロジェクトはアーカイブされません)。
- 小さな変更をして(1 つのプロジェクトのチェックボックスを設定および解除)、[適用]をクリックします。このステップは重要です。こうしないと、例外リストは DB に保存されず、アダプターによってプロジェクトがアーカイブされません。
- [終了]をクリックして例外リストを閉じます。
- (オプション)プロジェクトの結果を JCAMP に変換する必要がある場合は、[データコンバーターを使用]を選択します。VPR とターゲットフォーマットを選択します。各フィールドには 1 つだけのオプションがあります。
- 必要に応じて、[タグマーカーマッピング]リストにメタデータ抽出を入力します。[OK]をクリックしてテンプレート行を保存します。
- (オプション)JCAMP ファイルをキャプチャーするための新しいテンプレート行を作成します。VPR は NuGenesis Technologies Corp.、JCAMP-DX、5.0 です。スキャンパスはプロジェクトのバックアップ UNC パス + \Conversion です。例:\\e3client\EMPOWER_BACKUP\Conversion。
- [保存]および[閉じる]をクリックして、アーカイブテンプレートを DB に保存します。
- SCC Manager インターフェイスにログインします。AA が既に開始されている場合は、これを停止します。
- リストからプロジェクトとテンプレートを選択し、AA によって実行されるテンプレートのリストに追加します。
- アーカイブエージェントを開始します。
Empower オーデットトレイル(DAR3 以降)をキャプチャーするには:
- SDMS Administrator にログインし、アーカイブテンプレートを作成または編集します。このテンプレートは、Empower バックアップ行と同じアーカイブテンプレートに入れることができます。
- 新しいテンプレート行を作成し、Empower リモートボックスの名前を[リモート DCOM サーバー]フィールドに入力します。
- Empower-3 オーディットトレイルの VPR を選択します。
- 共有フォルダーの UNC パスを Empower リモートボックスに入力します。例:\\e3client\EMPOWER_AUDIT_TRAIL。
- アーカイブテンプレートの[詳細設定]タブをクリックします。
- Empower で十分な特権があるアカウントの、ユーザー名とパスワードをに入力します。例:system。
- リストから Empower サーバー名を選択します。
- 必要に応じて、[タグマーカーマッピング]リストにメタデータ抽出を入力します。[OK]をクリックしてテンプレート行を保存します。
- [保存]および[閉じる]をクリックして、アーカイブテンプレートを DB に保存します。
- SCC Manager インターフェイスにログインします。AA が既に開始されている場合は、これを停止します。
- リストからプロジェクトとテンプレートを選択し、AA によって実行されるテンプレートのリストに追加します。
- アーカイブエージェントを開始します。
追加情報
次記も参照してください: Empower 3 プロジェクト用の NuGenesis SDMS アーカイブテンプレートを設定できません
このチェックリストは、NuGenesis 8 Data Adapter Release 1 (DAR1) の以前のバージョンには適用されません。DAR1 では、DAR2 以降のバージョンのように、Windows Communication Foundation (WCF) ではなく、Empower データアダプターに DCOM 技術が使用されます。
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