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UNIFI の 3D-4D ピーク解析パラメーターの高エネルギーおよび低エネルギーの強度スレッシュホールドカウントに最適な既定値は何ですか? - WKB14275

Article number: 14275To English version

環境

  • UNIFI 1.8.x
  • UNIFI 1.9.x

回答

MSe/HDMSe データの「精密質量スクリーニング」分析メソッドについては、「3D/4D ピーク検索」パラメーターの解析に移動します。低エネルギーの場合の推奨スレッシュホールドは 100 カウント、高エネルギーの場合のスレッシュホールドは 20 カウントです。低エネルギーはピークの最低レスポンスに直接対応します。これは保持され、分析の[レビュー]タブの成分サマリーテーブルに(同定された成分または候補質量として)表示されます。

追加情報

データの複雑度やアプリケーションに基づいてスレッシュホールドをさらに最適化して、解析時間を短縮できます。

分析メソッドの[定量]タブの既定のパラメーターでは:

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検出器のカウントはすべての付加イオンおよび同位体の合計になり、レスポンスは最も強度の高いモノアイソトピックピークの強度になります。3D ピーク容量(または質量スペクトルで観察されたもの)の強度は、以下の式を使用して、レスポンスまたは検出器カウントに変換することができます。式では、装置のセットアップ時に測定された平均イオン面積とイオンの質量で強度がノーマライズされます。

ピークの ADC レスポンス(つまり、電圧パルス面積の合計)を検出器カウント(イオンの推定数)に変換するには:

  1. ファクター = ADCAveIonIntensity * Sqrt(ADCIntenCalMZ / ADCIntenCalZ) * System.Math.Sqrt(IonZ/IonMZ)
  2. DetectorCounts = adcResponse / ファクター

ここで、

  • ADCAveIonIntensity:単一のレファレンスイオンによって生成される電圧パルスの面積(これは装置のセットアップ時に測定されます)
  • ADCIntenCalMZ:レファレンスイオンの m/z(通常は 556.2766)
  • ADCIntenCalZ:レファレンスイオンの電荷(通常は 1)
  • IonMZ:DetectorCounts を推定するイオンの m/z
  • IonZ:DetectorCounts を推定するイオンの電荷
  • adcReponse:イオンの強度(つまり、電圧パルスの合計)
 

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