2998 フォトダイオードアレイ検出器:2998 フォトダイオードアレイ検出器のスぺクトルに以前はなかった直線的な部分が確認される - WKB89776
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症状
- 2998 フォトダイオードアレイ検出器のスぺクトルに以前はなかった直線的な部分が確認される
環境
- 2695 セパレーションモジュール
- 2998 フォトダイオードアレイ検出器
- Empower
原因
不明
解決策
- 検出器を洗浄します
(1) カラムをはずし、2695 のインジェクターアウトと 2998 をユニオンで直結します。
(2) 水を 1 mL/分 で 1 時間程度送液します。
(3) 1:1 イソプロパノール/アセトニトリルの液を 1 時間以上送液します。
(4) 再度水を送液します。
2998 検出器のセル耐圧は 1000 psi となるため、ステップ 2 の手順ではそれを超えない範囲で流速を設定します。
洗浄後、再度測定を実施して、スペクトル形状に変化があるかどうかを確認します。 - 吸光度が低すぎて、ベースラインのゆらぎの影響がでている可能性があります。
スペクトルが直線的な部分の波長でクロマトグラムを抽出し、問題なかったときと比較します。 - 装置の問題なのかどうかを確認するのであれば、カラムをはずして水などを流してみて、同じような形状になるかどうかで判断します。
- 解析時に 3D ブランクの引き算を実施し、直線的な部分を見えないようにします。
追加情報
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