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Waters Japan

ACQUITY Arc ストローク容量とプランジャー洗浄の説明と、UPLC/HPLC モードの切り替え時に変更するパラメータは? - WKB92823

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環境

  • ACQUITY Arc

回答

■ストローク容量
初期設定のストロークは132uLですが、プランジャーの動き(ストローク容量)が大きいためにミキシングの影響でベースラインが変動する場合は、
ストローク容量を小さく設定することでベースラインの変動が小さくなることが期待できます。ただ小さく設定すると最大流速も小さくなります。

■プランジャー洗浄
プランジャーをシール洗浄溶媒で洗浄します。シール洗浄を行いながら現在の溶媒組成でポンプ内を充てんして押し出します。
バッファー系溶媒使用後に実行することをお勧めします

■HPLC/UPLCモード切り替え時に変更するパラメータ
・検出器のサンプリングレートの検討
 ピーク開始から終了まで 最低15ポイントが必要です。検出される一番幅の狭いピークの幅の秒数から計算します。
 HPLCモードの場合、1または2ポイント/秒
 UPLCモードの場合、10または20ポイント/秒
 で設定します。

・パス1、2の設定
 メソッド移管元のシステム容量に合わせてパスを選択します。システム容量の違いでグラジエントの遅延が変わってきます。
 パス1 1100uL
 パス2 700uL

Empowerの装置メソッドを開いた状態でF1キーを押すと、該当する項目のヘルプ画面が表示されます。

追加情報

 

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