停電後、TQ 検出器の API ガスをオンにできない - WKB114256

症状

• 停電後、TQ 検出器の API ガスをオンにできない
• 脱溶媒温度が 40 ℃ を超えない
• ［MS Tune］画面の Diagnostics（診断）タブでターボスピードのリードバックが 99%
• サンプルリストページの下部にある質量分析計のステータスが「Instrument Present」（装置あり）
• 通信をリセットした後、API ガスがオンにならないまま、脱溶媒温度が 40 ℃、ターボスピードが 0%

環境

• TQ 検出器
• Xevo TQD

原因

通信エラーおよび真空解除されている装置による問題です

解決策

1. MassLynx および関連するすべての画面を閉じます。
2. TQ 検出器の赤色のリセットボタンを押します。
3. オペレート LED が赤色に変わります。
4. LED が消灯するまで待ち、TQ 検出器の送液バルブが作動するまで待ちます。
5. MassLynx を開きます。サンプルリストページの下部に「Not Scanning」（スキャンしていません）ステータスが表示されるまで待ちます。
6. ［MS Tune］画面を開きます。
7. メニューから、Vacuum > Pump（真空 > ポンプ）を選択します。
8. Diagnostic（診断）タブで、ターボスピードが 100% に達するまで待ちます。
9. API ガスまたは COL ガスをオンにします。
10. TQ 検出器を Operate（オペレート）モードにします。
11. 脱溶媒温度とソース温度が適切に上昇することを観察します。

追加情報

システムを先に真空解除せずに質量分析計の電源をオフにした場合、同じまたは非常によく似たシナリオが発生することに注意してください。