QTof で分解能を調整する方法 - WKB13440
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目的または目標
QTof にて、マススペクトルの分解能を上げる
環境
- MassLynx 4.1
- SYNAPT G2 Si
- SYNAPT G2 S
- SYNAPT G2
- Xevo G2 XS
- Xevo GS S
- Xevo G2
- Xevo QTof
手順
- [MS Tune]ページの[Setup]メニューから、[System View]を選択します。 パスワード:「access」
- [System]メニューから [Acquisition Settings]を選択します。左下に、分解能(Resolution)が表示されます。これは、このモードで予測される分解能です。分解能をメモし、この画面を終了します。
- ロックマスピークを拡大表示します。
- LockSpray キャピラリー電圧を下げることにより、カウントが e4 の前半から中盤になるよう調整します。または、[System 2]タブに移動し、[pDRE Test]欄の[Attenuate]をチェックし、e4カウント前半になるまで [Transmission]を調整します。注:調整がうまくいったら、[MS Tune]画面のピークを右クリックし、[Intensity] >[Normalize Data]の順に選択します。
これにより、分解能を調整する際に強度が上がっているか下がっているかを確認できます。 - ピーク形状を簡単に把握できるように、ピークを拡大表示します。
- [System 2]ページに移動し、左右の矢印キーを使用し、reflectron grid を調整します。(数字の右側にあるスライダをクリックし、次にキーボードの矢印キーを使用します)
分解能を最も重視し、最高の分解能、ピーク形状、感度が得られるように調整します。 - [System 1]ページに移動し、左右の矢印キーを使用し、pusher offset を調整します。(数字の右側にあるスライダーをクリックしてから、キーボードの矢印キーを使用します)
左右対称なピーク形状を最も重視し、最高の分解能、ピーク形状、感度が得られるように調整します。
追加情報
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