ACQUITY QDa 質量検出器のベースラインが高い(バックグラウンドが高い)場合のユーザーでできる対処方法 - WKB236335
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症状
- 通常と比較してベースラインが高い(バックグラウンドが高い)
環境
- ACQUITY QDa 質量検出器
- ACQUITY UPLC H-Class
原因
解決策
- 送液を0にした状態でのデータを取得
送液を0にした状態でも同程度のベースラインであれば、QDa検出器に問題がある可能性
送液を0にした状態ではベースラインが下がるという場合は、LC側に問題がある可能性 LC側に問題がある場合
①移動相の新規調製→ボトルごと交換
②移動相流路の洗浄
洗浄方法は以下KCS記事を参照
QDa検出器に洗浄液が入らないように注意
ACQUITY UPLC H-Class および I-Class システムの洗浄方法 - WKB82038
③カラムの洗浄あるいは交換
カラムに問題があるかどうかの確認については、もう1種類同じカラムがお手元にあれば、そちらに交換する方法が最もわかりやすい
それが難しい場合は、カラムを洗浄してどうかを確認
洗浄方法については、使用カラムの取り扱い説明書を参照QDa検出器に問題がある場合
①QDa検出器の装置の再起動
②QDa検出器のサンプルコーン洗浄、アパーチャーディスク交換
追加情報
id236335, baseline, QDA, sample cone, UPQSM, UPQSM+, UPQSMBIO, UPQSMBIO+, UPSMFTN, UPSMFTN+, UPSMFTNB+, UPSMFTNBIO