特定の成分のコントロールチャートをフィルタリングする - Tip 206
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ヒント #206:特定の成分のコントロールチャートをフィルタリングする
前回のヒント(ヒント #205)では、レポートメソッドに純度プロットを追加する方法について説明しました。
今回のヒントでは、コントロールチャートをフィルタリングする方法について説明します。
環境
- Empower
手順
- このクロマトグラムには、3 つのピークがあり、そのうちの 2 つには USP 理論段数の下限値が設定されています。
- [レポートメソッド]により、各ピークのコントロールチャートが表示されます。ウラシルピークは「ボイドボリュームマーカー」であり、そのピークをレポートから除外しようとしています。
[サマリープロット]にはピークレベルのフィルタリングはありませんが、回避策があります。サマリープロットを含む複合グループを作成することによって、ピークレベルのフィルタリングを有効にします。 - [描画オブジェクト]を展開し、[四角形]を展開します。白色の四角形をダブルクリックして、[サマリープロット]の下に追加します。
- Ctrl キーを押しながら両方のグループをクリックし、[編集]メニューから[グループ]を選択します。
- 複合グループで右クリックし、[複合プロパティ]を選択します。
(または、[編集]メニューから[複合プロパティ]を選択できます。)
- [順序]タブで、[データフィルタ条件]をクリックします。
- [ピーク]グループを展開してから、[名前]をダブルクリックします。
- [条件1]フィールドをクリックすると、[条件作成]ダイアログが開きます。[!=]を選択し、左から右へのフィールドにピークの名前を入力して、[OK]をクリックします。
- [データフィルタ条件]は、「Uracil」という名前のピークを除外するように設定されています。
- [Ok]をクリックして、[データフィルタ条件]と[複合プロパティ]を選択します。[プレビュー]で、ウラシルピークがレポートから除外され、白色の四角形が表示されないことが見られます。
追加情報
今回のヒントについては、[プロフェッショナル]または[クイックスタート]インターフェースを使用できます。
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