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Waters Japan

ピーク純度 - 純度アングルが純度しきい値より大きい場合の対処方法 - Tip 256

Article number: 225022To English version

目的または目標

いずれかの標準試料注入で、純度アングルがいずれかのピークの純度しきい値より大きい場合は、溶媒アングルを個別に決定する必要があります。対処方法を以下に示します。

環境

  • Empower
  • 今週の Empower Tip #256
  • フォトダイオードアレイ検出器 (PDA)

手順

ステップ 1
[解析メソッド]の[純度]タブで、[許容差基準]リストから[ノイズ]を選択します(図 1)。
Figure_1.png

ステップ 2
[自動感度]の検証に使用したのと同じ標準試料の 6 回の注入を解析します(図 2)。
Figure_2.png

ステップ 3
結果から報告された「最高純度アングル」を選択します(図 3)。
Figure_3.png

ステップ 4
[許容差基準]リストから[ノイズ+溶媒]を選択し、ステップ 3 の値を[溶媒アングル(度)]フィールドに入力します。この値の精度は 2 です(図 4)。
Figure_4.png

ステップ 5
解析メソッドへのすべての変更を保存し、6 回の注入を再解析します。これで、標準試料のすべてのピークについて、純度アングルは純度しきい値より小さくなるはずです(図 5)。
Figure_5.png

追加情報

最後の注記:これは、[プロフェッショナル]または[クイックスタート]インターフェースで実行できます。

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