[成分の編集]と[解析メソッド]の比較 - Tip 293
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目的または目標
濃度と純度係数を入力する際に、[解析メソッド]と[成分の編集]を使用するタイミングおよびその理由について説明する。
環境
- Empower
- 今週の Empower Tip #293
手順
ステップ 1
ヒント #292 で学んだように、[成分の編集]内で標準試料の成分の濃度を入力できます。これは、データを取り込む前に[サンプルの分析]画面で行うか、[サンプルの変更]で分析後に行うことができます(図 1)。
ステップ 2
[成分の編集]で、標準成分の純度値を入力することもできます(図 2)。
ステップ 3
または、[スロースピーク濃度/純度]タブの[解析メソッド]で、標準試料の成分の濃度と純度の両方の値を入力できます(図 3)。
ステップ 4
両方の場所に値を入力する場合、[成分の編集]に入力した値が、[スロースピーク濃度/純度]タブの[解析メソッド]に入力した値をオーバーライドします(図 4)。
ステップ 5
[成分の編集]から値を削除し、標準試料に[レベル数]を入力すると、Empower は[解析メソッド]に入力した値を使用します(図 5)。
ステップ 6
[解析メソッド]に入力された値に基づく結果が表示されます(図 6)。
では、どれを使用するべきですか?お使いの SOP によって異なります。同じ濃度および同じ純度値付きの同じ標準試料を使用するメソッドがある場合は、これらの値を[解析メソッド]に入力できます。一方で、各メソッドで異なる値を使用する場合は、[成分の編集]に値を入力できます。
追加情報
これは、Pro または QuickStart インターフェースで実行できます。