メインコンテンツまでスキップ
Waters Japan

Quattro Micro GC、GCT、または AutoSpec で EI ソースのトラップ電流およびフィラメント電流がない - WKB11064

Article number: 11064To English version

症状

  • ビームがない
  • トラップ電流がない
  • フィラメント電流がない
  • 放出電流がない
  • GCT/Quattro Micro GC の前面パネルの LED が点滅する
  • その他の動作電圧は正しい

環境

  • AutoSpec Premier(P)
  • AutoSpec Ultima (M)
  • Quattro Micro GC
  • GCT Classic
  • GCT Premier (P)

原因

ソース圧力が高すぎます。ソースのステータスは「溶媒トリップ」です。

解決策

  1. ソースの真空をチェックして、圧力が高すぎることを確認します。
  2. 高ソース圧力を引き起こす原因を見つけて解決します。
  3. 装置が通常の動作圧力まで真空引きされていることを確認します。
  4. ビームがないかテストします

追加情報

圧力が高すぎる場合、フィラメントを保護し寿命を延ばすように、フィラメントがオフになります(WKB62805 を参照)。

Quattro micro GC では、トリップレベルは固定されています。溶媒トリップステータスは、ソースのペニング圧力が上昇して 2.3 e-3 を超えた場合、またはインレットのピラニが 1.9e-1 を超えた場合にトリガーされますが、ソースの真空度が 1.1e-3 を上回り、インレットのピラニが 9.0e-2 未満になるまでリセットされません。

GCT/GCT Premier では、ソースの溶媒トリップレベルは[MS Tune]画面で設定できます。通常は、通常のソース圧力(カラムが取り付けられている)よりわずかに高い圧力に設定する必要があります。

AutoSpec Ultima/AutoSpec Premier では、ソースの溶媒トリップレベルは Vacuum Control(真空コントロール)ページで設定できます。通常は、通常のソース圧力(カラムが取り付けられている)の 3 分の 1 よりわずかに高い圧力に設定する必要があります。

関連記事 WKB9749WKB11064WKB124360WKB124362 を参照してください。

id11064, AUTOSPEC, AUTOSPEC-P, filament, GCT, GCTPREMIER, Penning, Pirani, QUMICROGC, オートスペック, カレント, バキュームマ, プレミア