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Waters Japan

ACQUITY UPC2システムのクロマトピーク不良

Article number: 193176To English version

症状

  • クロマトピークの分離が悪い。
  • 保持時間の再現性が得られない。(PDA)
  • クロマトピークの形状が悪い。

環境

  • ACQUITY UPC2

原因

原因は多岐にあります。

下記の中から原因を究明する必要があります。

  • ccBSMの圧力が脈流している
  • ccBSMの液漏れ
  • ccBSMのミキシングフィルター(ミキサー)の詰まり
  • ccBSMのポンプシール、チェックバルブの劣化
  • ccBSMのCO2ポンプヘッドクーラーの劣化
  • ABPRの圧力が脈流している
  • ABPRのスタティックバルブカートリッジの劣化
  • システム上のどこかで液漏れ又は詰まりが発生している
  • カラムの劣化
  • インラインフィルターの詰まり
  • 移動相溶液の劣化
  • 移動相溶液の間違い
  • サンプルの劣化
  • サンプルの間違い
  • CO2ボンベの残量が少ない
  • CO2ボンベの元栓が全開になっていない

 

解決策

お客様ができる作業

  1. ccBSMのPrimeをメタノールで30分間実行する
  2. 目視や耳による漏れのないことを確認する
  3. ccBSMのリークテストを実行する(3回実行しても不合格の場合はWatersの専門エンジニアの対応となります)
  4. 移動相溶液の作り直しをする
  5. サンプルの作り直しをする
  6. カラムを新品に交換する
  7. CO2ボンベの状態を確認する

 

上記で原因が究明できない場合はWatersの専門エンジニアが対応します。

  1. ccBSMの消耗品部品交換をする
  2. ABPRのスタティックバルブカートリッジ

 

追加情報

id193176, check valve, methanol, mixer, retention time, リテンションタイム

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