SDMS Administrator と Empower クライアントをマシン上に共存させる方法 - WKB56833
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目的または目標
同じマシンにインストールされた場合に、SDMS Admin と Empower 3 クライアントが共存し、正しく機能するように設定する。
環境
- NuGenesis 9 SDMSAdministrator
- NuGenesis 8 SDMS Administrator
- Empower 3
手順
- 最初に Empower クライアントをインストールします。SDMS Administrator は、Empower で Oracle クライアントを使用して、NuGenesis データベースに接続します。
- E3 Oracle クライアントをポイントするように、システムの TNS_ADMIN 変数を設定します。
- 例:G:\Empower\Oracle\Oracle12cClient\network\admin
- 上記のパスの tnsnames.ora ファイルを編集して、SDMS データベースのエントリーを含めます。
- ユーザーが NuGenesis LMS と安定性モジュールを使用する場合は、SLIM データベースのエントリーを tnsnames.ora に追加します。
- 32 ビット版の ODBC Administration ツールを実行し([コントロールパネル] > [管理ツール])、[システム DSN]タブをクリックし、NuGenesis の各 DSN が存在することを確認します。
- NuGenesis 8:
- _NG_PROJ80_ORACLEINFO_
- _NG_PROJLIST_MASTER80_
- NuGenesis 9:
- _NG_PROJ_ORACLEINFO_
- _NG_PROJLIST_MASTER_
- NuGenesis 8:
- ユーザーが LMS と安定性モジュールも使用する場合は、SLIM データベースインスタンスのシステム DSN を追加します。
- ドロップダウンリストから名前を選択する場合は、サービス名に余分なスペースが追加されることがあります。その場合は、DSN を保存する前にこのスペースを削除します。
追加情報
Empower クライアントは通常、tnsnames.ora のエイリアス名に「.WORLD」という接尾辞を使用しませんが、SDMS は通常、この接尾辞を使用します。2 つのクライアントは、sqlnet.ora ファイルの「names.default_domain」パラメーターの使用方法も異なります。Empower ではこのパラメーターが省略され、SDMS では使用されます。このため、ステムがいずれの場合でもエイリアスを適切に解決できるように、Empower の tnsnames.ora ファイルに SDMS データベースの 2 つのエントリーを含める(1 つは .WORLD 接尾辞を使用し、もう 1 つは接尾辞を使用しない)ことは多くの場合、便利です。
TNS_ADMIN/sqlnet.ora/tnsnames.ora パラメーターが正しく設定されていない場合、クライアントの起動時またはログイン時に以下のメッセージが表示されることがあります。
- SDMS:エラー:「TNS:could not resolve the connect identifier specified」(TNS:指定された接続識別子を解決できませんでした)
- Empower:「Enter in the service name of the database you wish to connect to.」(接続するデータベースのサービス名を入力してください。)
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