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Waters Japan

UniSpray での時間の経過に伴う感度の低下 - WKB30509

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症状

  • UniSpray では、注入ごとに MS シグナルが低下する

  • ESI で同じメソッドを実行しても問題が観察されない

  • 標準試料を MilliQ 水で注入しても問題が観察されない

  • UniSpray インパクターでの白色物質の蓄積

環境

  • Xevo TQ-S(互換性があるすべての MS システム用)
  • MassLynx 4.1(互換性があるすべての MS ソフトウェア用)
  • Waters UniSpray イオン化ソース

原因

メソッドには、大量の水の注入が含まれています。これには、脱溶媒プロセス中に溶媒が蒸発するとインパクターに蓄積する無機塩が含まれています。インパクターに白色物質が蓄積すると、化合物の正常なイオン化が妨げられることがあります。

解決策

クロマトグラフィーの最初と最後に送液を廃液に分流させることで、インパクターにこの物質が蓄積するのを防ぎます。

追加情報

送液を廃液に分流させる方法に関する情報については、記事 12652 を参照してください。

id30509, MLYNX, MLYNXV41, SUPMM, XEVOTQS, XEVOTQSIVD, XEVTQSMIVD, ユニスプレー

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